皆さん、現在就労している建物は耐震診断はしっかりと行われていますか?
「1981年以降の建物なんで問題なし」っていうわけではないんですよ!
耐震基準の変遷
耐震基準は科学の進歩や地震被害による教訓を踏まえ、何度も改正されています。
特に有名なのが1981年に施行された「建築基準法施行令 改正」です。
それは1978年の宮城県沖地震が起こり、死者28人という人的被害もさることながら、
建物の全半壊も7400戸に及び、耐震性強化の必要性が確認されました。
震災を教訓としつつ、建築物を
「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7程度の大規模地震でも倒壊は免れる」強さとすることを義務づけました。
これが「新耐震基準」です。
もちろんそれ以降も法律の改正、建築基準法は改正しております。
耐震は本当に大事です!
当たり前のことを言っておりますが、耐震改修は本当に大事です。
我々の命を守るでもありますし、生活を支えるものでもあります。
万が一の災害時に、瓦礫を撤去し新社屋を建てるのと
現存する建物を耐震改修を行い災害に備えるのではかかるコストも安心感も大違いです。
また震災による倒壊発生時に、オーナーや仲介業者等が損害賠償などの責を負う可能性があります…
明日は「耐震診断と耐震改修のコストメリットについて」ご説明します!
筆者:R
<つづく>
有限会社マヴェリックはその場所に関わるすべての人が、安心して笑顔で過ごせる空間づくりを目指しています。
場所をつくる人、そこで過ごす人、その両方が心から「やって良かった」と思える仕事の実現を目指して。
お客さまごとに異なるニーズに対し、お互いが納得するまで話をしたうえで「与えられたフィールドでより良い品質」を提供いたします。
「リノベーション」と「 耐震補強」の2つの事業をもとに、それぞれの専門性を組み合わせることで、
安心で心地よく、笑顔が集う空間の創造と提案を行っています。お困りごとがあれば是非ご連絡ください!
「ビル×耐震×リノベーション」