「耐震診断と耐震改修」
前回の内容
→EP.9「耐震診断と耐震改修を一緒にするとお得!」
→EP.10「耐震診断と耐震改修のコストメリットについて」
「耐震改修の方法」
耐震改修とは耐震性が不足する建物を補強し、安全性を確保することです。
ただ耐震改修も1つだけではなく、大きく分け2種類あります。
「強度抵抗型補強」と「靭性型補強」です。
「強度抵抗型補強」とは建物の強度(水平耐力)を増加させる。
元の建物より建物の強度を高め、耐震性能を確保する補強方法。
よくあるのが、増設ブレースという「筋交い」をいれてあるのを学校や警察署などで見たことがありますよね。
また壁増設という壁の厚みを増す施工方法や開口部を閉鎖するものです。
「靭性型補強」とは建物の靭性(変形能力)を向上させる。
地震時の変形を上回る変形能力をもたせ耐震性のを確保する補強方法。
ぱっと見ではなかなかわかりにくいのですが、炭素繊維でできたシートを柱に巻き付ける施工方法や
スリットを壁にいることでせん断力が集中する短い柱を解消します。
どちらがいいかといいますと、そういうものでもなく
適材適所で耐震性を高めるのが一番効果があがり、コスト面にも大きく関わります。
最後に…
3回に分けてお話しさせて頂いた「耐震診断と耐震改修」についてですが、
正直私生活で必要な知識ではありませんが、増設ブレースなどを見ると「耐震工事してるんやな~」と
安心して生活することができるかと思います。
いつか来る地震に、いつかする耐震では意味がありません。
有限会社マヴェリックはお客様と同じ目線に立ち、与えられたフィールドでより良い品質を提供致します。
なにかお困りごと、ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください!
筆者R
<つづく>
有限会社マヴェリックはその場所に関わるすべての人が、安心して笑顔で過ごせる空間づくりを目指しています。
場所をつくる人、そこで過ごす人、その両方が心から「やって良かった」と思える仕事の実現を目指して。
お客さまごとに異なるニーズに対し、お互いが納得するまで話をしたうえで「与えられたフィールドでより良い品質」を提供いたします。
「リノベーション」と「 耐震補強」の2つの事業をもとに、それぞれの専門性を組み合わせることで、
安心で心地よく、笑顔が集う空間の創造と提案を行っています。お困りごとがあれば是非ご連絡ください!
「ビル×耐震×リノベーション」