皆さん!「うだつが上がらない」ってどんな意味かわかりますか??
先日、古川社長と空堀商店街にあるとんかつ屋さん行った際、
少し待ち時間があり、社長からこんな建築小話を聴きました。
古川「R君、うだつが上がらないのうだつってどんな意味か知ってる??」
R「いやーわからないです!」
「うだつが上がらない」
世俗的な意味での出世が中々できない、金銭的に恵まれる状況にならない、などの意味があります。
うだつが上がらない旦那や、うだつが上がらない息子や、うだつが上がらない社員…
などと使い方がありますよね…(例を挙げてて辛くなっている筆者)
意味はみなさん知ってると思うのですが、では「うだつ」とはなんでしょうか??
「うだつ」とは
「うだつ」というのは「梲」または「宇立」「卯建」と書き、日本建築の瓦屋根に取り付ける小柱のことを指します。
隣の家との境目になっていて防火壁の役割を果たすものを指し、京都の街並みや、古い家屋や長屋などにはまだまだ残っておりますね!
そして、家に大きな「うだつ」を据え付けて派手な装飾を施すのが豊かさを示すステータスになっており、
「うだつが上がっていない」家は、豊かではないという慣用句になったそうです!
また、「うだつ」は梁と棟木(むなぎ)の間に取り付けるのですが、この様子が「うだつが上から押さえつけられている」ように見えます。
そこからじょうしに押さえつけられ出世できない様子をたとえ、「うだつが上がらない」という説もあります。