皆さん、EP.11「耐震改修の方法」は読んでいただけましたか?
今回は「耐震スリット」についてご説明させて頂きます!
耐震スリットとは…
柱際、梁上、梁下などに設ける緩衝材です。
主要な構造部材(柱、梁)と、袖壁(雑壁)などを切り離す目的があります。
どのような効果があるのか?
主要な構造部材と袖壁がつながった状態だと、
せん断破壊(ずれあう力により生じる破壊)が起こる可能性が高くなります。
そこで切り離すことにより力がかかるバランスの悪さを解消し、せん断破壊を防ぐようにします。
また切り離すといっても、「振れ止め筋」でとどまっているので
切り離した壁が地震で倒れないようにしています。
筆者R
<つづく>
有限会社マヴェリックはその場所に関わるすべての人が、安心して笑顔で過ごせる空間づくりを目指しています。
場所をつくる人、そこで過ごす人、その両方が心から「やって良かった」と思える仕事の実現を目指して。
お客さまごとに異なるニーズに対し、お互いが納得するまで話をしたうえで「与えられたフィールドでより良い品質」を提供いたします。
「リノベーション」と「 耐震補強」の2つの事業をもとに、それぞれの専門性を組み合わせることで、
安心で心地よく、笑顔が集う空間の創造と提案を行っています。お困りごとがあれば是非ご連絡ください!
「ビル×耐震×リノベーション」