ややこしい建築用語
社長「Rくん、ここちょっとふかしてしまいつけるから~」
ボク(ふかし?…しまい?)
ボク「…すいません、どういう意味ですか?」
社長「Rくん、ネコ持ってくるように職人に言っといて!」
ボク(社長は犬より猫派なんかな…んなわけないか!)
ボク「ねこってなんでしょうか…?」
なんてことよくあるんです(汗)
建築用語は専門用語もたくさんあるんですが、
「ふかし」や「しまい」などの特殊な専門用語もあるんです!
これが専門用語よりややこしいんですよね…
「ふかし・ふかす」
仕上げ面や仕上げ線などを大きくして、前に出すことを言い、
構造上問題無く、デザイン上または納まり上、仕上げ面を前に出した方がよい場合に行い言います。
またジャッキなどで建物を持ち上げることも同じく言います。
出来栄えを良くするために使ったり、高さを変えて他と揃えたりするときや
元々の数字より少し多めに物を仕入れたり、注文するときに使う人もいます。
「しまい」
仕上げ上のおさまりのことを指します。
また仕事を切り上げて片付けるときにも使ったりする、
これまた幅広い言葉なんですよ~^^;
「ここのしまいどうしますか?」や「そろそろしまいつけてこか~」とか
話している内容である程度わけれますが、初めて聞いた時は「えっ?」ってなりましたね!
「ねこ」
車輪が1つの手押し車のことを一輪車(いちりんしゃ)といいます。
これを別名「猫車(ネコぐるま)」あるいは単に「猫(ねこ)」とも呼びます。
また鉄骨造で柱と梁の交点を正確に定めるために、梁の上下位置にあたる柱の部分に取り付けるアングルも同じく「ねこ」と言います。
用途が全く別ですが、同じ呼び方をするんですよね~
最後に…
わからないことはすぐに聞きます。
毎日が勉強です。
筆者R
<つづく>
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